離島と都会を行き来する診療看護師のブログ

primary care NPとして離島での道を開拓する

周術期管理チーム認定制度

f:id:nurseandnurse:20210508103311p:image

恥ずかしながら最近初めて聞きました。

 

周術期に関わる多職種で、より良い医療を提供しましょうという制度らしい。

 

看護師だけでなく、薬剤師、臨床工学技士が所属している。

 

どうすればなれるか。

ここからは、主に周術期管理チーム認定制度ホームページから抜粋

【看護師の場合】

(1)日本国の看護師免許を有すること.

(2)看護師免許を取得後,麻酔科標榜医が年間 200 症例以上の麻酔科管理を提供している施設での手術室または周術期管理センター等の勤務が満 2 年間であること.なお,麻酔科管理を提供した麻酔科標榜医の勤務形態は,その施設での常勤非常勤を問わない.

(3)申請する年の 3 年前の 4 月 1 日から申請する年の 3 月 31 日までの間に,日本麻酔科学会が主催, または共催する周術期管理チームセミナーへの 2 回以上の参加実績,あるいはこれに相当する e-learning の受講実績があること.

(4)申請する年の 3 年前の 4 月 1 日から申請する年の 3 月 31 日までの間に,日本手術看護学会が主催する年次大会(地区学会含む)あるいは麻酔看護研修に,2 回以上の参加実績があること.

 

要するに、

大きな病院で手術室に2年以上勤務したことがあり、

周術期管理チームセミナーを2回受講し

麻酔系看護研修に2回以上参加していること

 

都会ではそこまで難しくないだろうが、田舎、離島では最初の条件が難しい

現実的には、都会で取得した看護師が、応援として離島の指導にあたるといったところだろか。

 

聞くところによると来年の診療報酬大改正で組み込まれるのではないかとのこと。

質の高い周術期管理のために動いている国の動向を島でも把握し、必死についていかないといけない。。

 

制度設計の背景はこちら

 「周術期管理チーム」構想という概念は、医療の高度化に伴い分業的になりつつある中、継続性の希薄化や業務効率の悪化、情報伝達ミスによるトラブルの発生を招く傾向を回避するためのもので、侵襲的医療行為の前後を含め一貫した医療を実践しようというものです.

 麻酔科医が関与する周術期の診療を効果的に実施できるように,多職種で構成される周術期管理チームの立ち上げを推奨しています.2014年秋には,資格を有している看護師に第1回目の認定試験を実施し、2016年からは薬剤師,2017年からは臨床工学技士の認定へと着実の周術期管理チームメンバーの養成を進め、2017年4月現在,認定を受けた看護師は1248名,薬剤師は88名です.

 周術期管理チームスタッフが様々な側面から診療補助を行うことで,診療の安全性が高まります.そして,各職種の担当者が周術期管理チームスタッフとして患者さん目線のシームレスな医療を実践することは,単なる技術者の立場から脱皮し,患者さんの人生の支援者としての役割を担うことにつながり、手術室等の侵襲的医療の現場にやり甲斐を感じているメディカルスタッフにとって,継続的に周術期医療を実践することへの大きなインセンティブになるでしょう.

併せて,この制度をより確かなものにするためには,診療報酬制度の中で「チーム医療・周術期管理チーム加算〔案〕」が可能になることが大切な要素であることから,日本麻酔科学会ではその達成に向けた対応も進めています.

ホームページはこちら

public.perioperative-management.jp

 

 

 

www.rito-np.com

 

 

www.rito-np.com

 

 

www.rito-np.com

www.rito-np.com

 

 

www.rito-np.com

 

 

www.rito-np.com

 

 

www.rito-np.com

 

 

www.rito-np.com

 

 

www.rito-np.com

 

 

www.rito-np.com

 

 

www.rito-np.com