今回は麻酔に関わるNPも多く、大学病院では独自のルールで海外に習い麻酔看護師も活動されており、今後看護師が麻酔に関わる機会は拡大していくことが予想される。
麻酔医はいわゆる全身管理、呼吸循環のプロフェッショナルで、薬理の知識も幅広く求められる。
そのようなフィールドに足を踏み入れるのだから、生半可な気持ちではなし得ない。
ある麻酔科医が言っていた
「全身麻酔を管理することは、短時間の教育を受ければ、8割の患者で実践可能。ただ、その即席麻酔では、残り2割の患者の異常には気づかず命を落とすだろう。」
一歩判断を誤れば死んでしまう全身麻酔、看護師といえど本気で勉強する必要がある。
そこで今回は、麻酔に関わる参考書をいくつか紹介したい。
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日本麻酔科学会・周術期管理チーム
これは、言わずもがな、初学者からベテランまで参考になる麻酔科の勉強ならこれ1冊といっても過言ではない、標準テキスト!
第4版からは、新たに周術期特定行為の内容も追加しており、より看護師向け!
術前から術中、術後管理まで幅広く学ぶことができます。