離島と都会を行き来する診療看護師のブログ

primary care NPとして離島での道を開拓する

尊敬する先輩NPの言葉②

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これまで、診療看護師という新しい職種として活動してきて4年。

診療看護師が日本に誕生してからは10年程度経つ。

 

先輩NP達は、新しい職種ということや看護師が少ない中で医師業務をやること、医師の独占領域を侵害されることや看護師に任せれるはずがないといった逆境を前面に浴びながらも前に進み、今日に至る。

当時の先輩は、『10人いたら1人だけ見方がいればよしとしよう』

たった1割でヨシとしようというのはだいぶ辛い。。

でもそんな時代だった。。

 

現在では彼らの功績のお陰で、NPさんなら任せれるからよろしくといった医師からの声や医師じゃ頼りないからNPさんに相談しようといった看護師からの声に代表されるように、NPの存在価値を理解してくださる他職種が増え、私達も働きやすい環境となっていることはありがたい。

 

ただそうとは言っても、全国で500人程度。都会に集中し田舎では認知度が低く、認知度が低い地域、施設では、同じように逆風を浴びながら追い風になるように切磋琢磨している。

 

大学院教育でも、PIONEERとして、開拓するノウハウを学ぶものの、気持ちや姿勢に関する精神論が多く(謙虚が大事-!)、実際のやり方は現場でやりながら模索している状況。

 

そこで、先輩NPの言葉

『なにかをしたいときには、周りがその必要性を理解するまで待つ』

 

待つことが苦手な私としたら、じれったくて進めてしまいそう。

現に正論を並べて必要性を訴え強行突破したこともあった。

 

しかし、物事を進めるためには、『待つ』ことが重要ということを知った。

 

本質的には、ただ待つだけではなく、気づかせてあげるように仕向ける

という意味だろう。

 

要は、1個人が正論を言って組織を動かすよりも

組織に気づかせてあげることで、一気に物事が進み周囲との緩衝もなく遂行できると言うこと。

 

これまでの私にはなかった発想で勉強になった。

 

まだまだ島の医療を変えていく要素は多数ある。

ただえさえ煙たがれる診療看護師

全員に共感を得るのは難しい。

 

組織を動かすためにベクトルを変えてやってみよう。

 

 

実際にたまたますぐに動けなかった問題を置いておいたところ、組織から声がかかった案件があった。

 

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