改定版羊土社
|
世の中多くの薬剤が開発され患者に使用されている。
下剤1つをとっても複数のジャンルに分かれるし、同じジャンル内でも似たような薬剤がいくつもあり、どれを使うかはそれぞれ薬剤の個性をみて判断するか、上司の癖や自己流で反応の良かった薬剤をmy key drugとして使用することが多いのではないか。
この本は、頭痛や不眠,めまいなど、よく出合う症状別に頻用する薬の特徴を比較して解説されている。
患者の年齢や基礎疾患、本人の希望などあらゆる状況を考慮した薬選びのコツがよくわかる。
処方例も充実し日常診療にすぐ活かせる一冊となっている。